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本当は怖い情報科学

情報系大学院生の趣味&実益ブログ。

ひょっとして、今年の修士課程入学試験は激烈なのか?

雑記


注:以下の内容は、東大を例に出してはいますが、国立大学全体にいえることであると考えていますので、特定の大学・大学院について何かを言おうということではありません。また、僕は東大の学生ではありません。


次の2つの理由から、今年(来年度入学)の修士課程の入学試験の競争は激烈なのではないかと思っている。

1点目:不況

言わずもがな、就職難のせいで学部卒での就職は減っていると考えられる。当然、その分は修士課程を目指すわけで、
好況であった年より志願者が多くなるのは間違いない。

2点目:定員遵守の動き

例えば、東京大学情報理工学研究科コンピューター科学専攻について見てみると、手元の資料によれば定員は27名、今年度の修士課程の在籍数は修士1年34名、修士2年36名となっている。つまり、定員に対して25%、33%の定員超過だ。文科省の方針によれば、20年度は30%、21年度は20%、22年度以降は10%以上の定員超過に対してペナルティを科すとしているから、この方針にだいたい従って入学者を絞っているということになる。仮にこのまま行くとすれば、23年度入学者は30名程度になると思われる。国立大学は運営費をどんどん削られているので、当然、東大に限らず他の国立大学もペナルティを避ける方向に行くだろう。関門は厳しくなっている。

この方針が良いか悪いかはよくわからない。単純に「入学者の質を維持する」といえば聞こえはいいけれど、議論の元となる定員の決め方も謎であるし、そんなことは大学側が決めることである。上の場合、そもそも27名では学部の定員より少ないわけだし。

もともと日本の大学院は全体的にケチであり(大学院生が自費で学費を払うなんて、他の先進国では考えにくい)、ますます研究と勉強がしにくくなる国になっていくと言うことかも(大袈裟?)。

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