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本当は怖い情報科学

情報系大学院生の趣味&実益ブログ。

TOEIC 900 点を取る方法

雑談

僕は、一年半くらい前にTOEICを初めて受験して、925点だった(結局、後にも先にもこれ一回しか受けていない)。友人にどう勉強すればよいのかと聞かれて、いろいろ考える機会があったので、せっかくだからここで晒しておこうかなぁと思った次第。

主なターゲットは、700点前後で伸び悩んでいる大学生、くらいである。

当たり前だけど、これはあくまで僕の感覚なので参考程度に。たぶん、他の人とはちょっと観点が違うと思うので。

受験英語は重要である

まず、高校受験・大学受験の受験英語を軽視してきた人は、考え方を変えた方がよいだろう。受験英語は重要だ受験英語「だけ」では不十分であるが、過信しない限り「英語が出来ること」への近道になり得る。

ちなみに、僕は大学受験のセンター試験英語は200点(満点)だった。たまたま簡単な年だった。

まず模試をやろう

まずは、模試をやろう。模試形式の問題集を買ってきて、きちんと2時間時間を取って、本気で一回やってみる。そして、その本には点数換算表が付いているはずであるから、それできちんと予想点数を出そう。今現在の自分の実力を知ることと、本番形式の問題に慣れること。この2つが最重要だ。

ちなみに、僕はこの本を使った。

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本番より少々難しめだと思うが、解説も丁寧だし。おすすめできると思う。模試形式の本は数冊あるので、どれでも似たようなものだとは思う。とにかく1冊買うことだ。Amazonでは「難しすぎる」の書評のオンパレードなので、それにビビった人は、同じアルク社の、ヒルキのおっさんの顔写真が載ってるやつもいいかもしれない。

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ところで、セクション別の教科書と問題集が合わさったような本がある。「TOEIC○○点を目指すトレーニング」とかその手のタイトルの本だ。いまいち点が取れない人に共通するのは、このような本だけを学習して、それで本番にアタックして運を天に任せる、っていうパターンだ。600点前後の人に多い。これは絶対にダメだ。セクション別の問題集は必要はないと思う。無駄だ。少なくとも、どうしても力が足りない場合に、目的を明確にして最後の手段として使うべきだ。


模試の結果は?

さて、模試の結果、どうだっただろうか。きちんと逃げずに自己採点しよう。次に重要なのは、時間内に最後まで終わったかどうかだ。わからない問題があったり、間違えまくったりしても良いから、最後まで終わったかどうか。

ページ単位で問題を飛ばすとかそういう暴挙に出ずに、まともに最後まで終わらせることが出来たのなら、おそらくスコアは700点後半から800点くらいはあるはずだ(たぶん)。これらの人は、900点までもう少しだ。求めるのは正確さである。

全部終わらなかった人は、スピードと正確さの両方が足りない。ちなみに、後述するが「一問一問を丁寧に考え、正解を出す」というのは、TOEICに置いては死への罠だ。「正確さを優先したのでスピードが落ちました」というのは違う。正確さが無いからスピードが落ちるのだ。少なくとも勉強の時は、正確さとスピードは同値だと思った方がよい。

ちなみに、全部終わったのに600点台以下の人は、基礎がないのに飛ばしすぎだ。たぶん大学受験英語が苦手だった人で、勘で答える癖が付いている。本稿の勉強法もあわない可能性がある。

セクションごとの正答数を数え、得手不得手があるかどうかを見よう。とにかく現状を知ることが重要だ。これを踏まえて、次の内容を読んで欲しい。


勉強は文法セクションから

さて、勉強は、文法セクションからスタートすることをお勧めする。理由は、

  • 短期間で成果を出しやすい。モチベーションの維持につながる
  • 本番のスピード感を掴みやすい

ということだ。

文法でどれくらい取れただろうか。僕は最初、7割くらいであった。それを、1ヶ月くらいで95%取れるところまで持って行った。たぶん、5割を切ってしまう人は、文法の基礎が出来ていないと思うので、別に文法の参考書を用意した方が良いだろう。ただし、根気よく「総合英語Forest 6th edition」とかを頭からやるのも良いが、僕みたいに怠惰な方にはお勧めしない。これは真面目な性格の人向けだ。必要に迫られて必要な部分だけを復習する方が、効率的だ。

さて、文法問題集を別に一冊買った方がよいだろう。文法問題に特化した、延々と文法問題が続く本を買おう。文法問題は練習量が勝負だ。スポーツだと思って、記録を競うつもりでやろう。きちんと復習しながら3周くらい繰り返せば、9割くらいは確実に取れるようになるはずだ。

僕が使ったのは、「新TOEICテストスーパートレーニング 文法・語彙問題編」だ。これも類書ならどれでも良いだろうが、問題量が多いものを選ぼう。この本は無愛想な装丁ながらも問題量・解説が充実していて良い。

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この本は、前半に「ポイント別戦略編」項目別の問題があり、後半に「実力養成編」と称して本番と同じ形式の問題が掲載されている。とりあえず、「実力養成編」をやろう。目標は、この問題で90〜95%の正答率だ。ポイント別は、問題意識がはっきりしてからやればよい。というか、やる必要がないかも知れない。

さて、文法問題の勉強で重要なことは、「出来なくても気落ちしないこと」と、「出来たとしても知識が正確かどうか確認すること」だ。文法問題には、様々な罠が仕掛けられており、それらをかいくぐって正答にたどり着かなければならない。少し長くなるが、ここが重要なところなので、詳しく書いておこう。


正確な文法知識をつけよう。

まず、単に「文法問題」といっても、3種類の問題に分かれている。1.本物の文法問題、2.語彙問題、3.ひっかけ問題、だ。復習の時に、それぞれの問題がどれに属するのかを考えよう。

まず、2.語彙問題 は出来なくても凹むことはない。きちんと復習して、次から出来るようにすればよい。

3.ひっかけ問題 も、初見では出来なくても仕方がない。「ひっかけ問題」と聞いてもピンと来ないかも知れないが、「equipmentは不可算名詞」とかそういう類の問題だ。一定のパターンがあるので、トリックを知って、次からできればよい。

1.文法問題 が出来ない場合は、注意しよう。たまたま間違えたのか、わかっていないのか、解説をしっかり読んで、誤魔化さずに正確に理解しよう。ここがポイントなのであるが、正解でも不正解でも、「正確に理解する」ことが重要だ。例を挙げて説明しよう。上述「スーパートレーニング」から1問引用する。

Pain can be quite severe ____ an injured limb recovers.
   (A) that
   (B) during
   (C) while
   (D) because

(p.46)

正解は (C) while だ。解説は本書を参照していただくとして、この問題を解くとき、どう考えるだろうか。

「that, during, while, becauseか・・・。傷が治るから痛むってのは意味からして(D)は違うなぁ。(B)と(C)は似た意味だから、どっちかが正解のような気がするけど、どっちだろう・・・」

という考えをしていたら、時間の無駄だ。理想は、

「(A) that、これはおかしい。(B) during、文法的に違う、(C) while、矛盾しない、これが正解だ、(D)は見る必要がない、次へ行こう」

である。これが正確な文法知識なのであって、前述したとおり「正確さとスピードは相関する」のである。「正確さのために時間がかかった」というのは、「正確さが無いから時間がかかる」のである。余計な選択肢は見る必要がない。極端な話、(A)が正解なら(A)だけ見て次へ行けるのだ。

あくまで、TOEICの文法問題は選択問題だから、矛盾しなければ正答なのだ。矛盾しなければ正答なのだ(大事なことだから2度言いました)。不正解選択肢は、きちんと否定できるように作ってある。矛盾しない選択肢が複数あったとしたら、それは出題ミスだ。

例えば、問題をこう変えてみよう。

Pain can be quite severe ____ an injured limb recovers.
   (A)
   (B)
   (C) while
   (D)
 (C)は正解であるか、そうでないか答えよ

これを、「(矛盾しないから)正しいものは正しい」とちゃんと言えれば、文法問題のスピードは飛躍的に上がる。(A)が正解なら、(A)だけ見て、正解と判断して次の問題へ行ける。

もちろん全部の問題がこのように解けるわけではない。難しい問題やわからない問題はある。だからこそ、簡単な問題に時間をかけないことが重要なのだ。文法知識がしっかりしていれば、標準的な問題は1問10秒程度で解答できる。余った時間を、難しい問題と文章題に回すのだ。


と、ここまで書いたところで時間が無くなったので、読解と聞き取りセクションは後日追記します。m(_ _)m

読解・聞き取り

といいつつ、さわりだけ書いておきます。

要点は、

  • 読解と聞き取りの基礎は同じである、ということ。
  • 簡単な文章を大量に読むこと
  • そもそも日本語の文章を読む習慣が無い人は、英語も読めない。日本語から読もう。
  • 同じリスニング教材を繰り返し聞いて、完璧にわかるようにすること
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