読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

本当は怖い情報科学

情報系大学院生の趣味&実益ブログ。

電子書籍は、単なる「電子的な書籍」じゃないよ。真の「マルチメディア」の始まりじゃない?

雑記

iPad以降、電子書籍が盛り上がってますね。

twitterでもつぶやいたのですが、同じSmartPhone上でのコンテンツなのに、世間では電子書籍スマートフォンアプリケーションの類似性とか共通性に触れてる人が少ないような気がしたので、書いてみます。

結論から言えば、この2つの製作は非常に類似性が高いですね。というか、それらの境界線は非常に曖昧で、どちらとも付かないコンテンツがこれから大量に出てくるだろうと思います。その最たる例はゲームですけど。小説的な文章の部分と、マンガ的な静止画の部分と、アニメ的な動画の部分と、ゲーム的な操作ができる部分を組み合わせたエンターテイメント作品なんて、考えるだけで面白そうじゃないですか。言うまでもなく、現在のゲームはストーリー性と映像重視だし、「涼宮ハルヒの憂鬱」などを中心としたラノベなんかも明らかにそういう方向に行っていますよね。一つの作品で、文章、ラジオドラマ、アニメまで広く展開されているわけで、まさに文字通りの「マルチメディア」なわけです。今はいろんなメディアに分かれてますけど、別に一つの「本」に全部乗っかっても良いじゃないですか。


例えば、僕なんかはプログラマですけど、単純に電子書籍で本を出版しようと思ったら、50ページくらいの「プログラミング言語○○入門講座」みたいなのを150円くらいで販売すると思うわけです。きっと、そういうマイクロ出版に対応する出版社も出てくるはずですよね。そうすると、じゃあ文章だけのなかという話になります。本のページ上に、実際に動作するサンプルを載せてもいいですよね。例えば「OpenGL入門」とかだったら、描画した図形をくるくる回転させたいと。

いやいや、別に演習問題をページ上で出来るようにしてしまえばいいじゃないか、と次は考えますよね。練習問題のページに、構文チェック機能付きのエディタを貼り付けておいて、インタプリタか何かを搭載して、それで実行できるようにすればいいです。

いやいや、別に練習の結果をそのページにとどめておく必要もないですよね。せっかくコードを書いたら、サイトに投稿すればいいですよね。みんなが練習問題の解答を投稿するページを作っておいて、そのまま本のページ上から投稿できてしまえば良いわけです。


というわけで、ポールグレアム的世界観でもないですけど、とにかくプログラムを書くことと文章を書くことはどんどん近づいていくのは必然の流れでしょう。おそらく、電子書籍のプラットフォームは、HTMLと同じような発達の段階を経てプログラマブルなコンテンツプラットフォームになっていくと思います。

【広告】