本当は怖いHPC

HPC屋の外部記憶装置。メモ書き。ちゃんとしたものは別のところに書く予定です

MITストラング教授の行列5分解(2)

Hiranabeさんの投稿をもとに、少しずつ勉強していきます。

まず、5分解の最初に上げられている $A=CR$ と表されるColumn-Row Factorization。Cは、Aの列のうち、線形独立な $r$ 本の列ベクトルを取り出して並べたもの。これは、一種のデータ圧縮とみなすことができます。

いきなりですが、この $A=CR$ を深堀りしたり実装してみたりするのはスキップすることにします。なぜなら、QR分解はColumn-Row Factorizationの特殊ケースとみなせ、($Q$ベクトルが正規直交基底なので、線形独立の列$C$の特殊ケースであるため)QR分解のほうが知名度・応用範囲が大きそうなので

というわけで今日はこれだけ。